緊急事態宣言が脳内で矯正下着宣言と変換されてしまうワタシの肌感覚。
陽性者増加の度に発令される緊急事態宣言。
まだやってるんだっけ?もう何度目だったかも忘れた。慣れとはおそろしいものだ。
不要不急の外出は控えてゆるむなたるむな自粛自縛せよ。
しっかり守っている人ほど出歩いている人に厳しい目を向けがちだ。
わかるわかるよその気持ち。
会社行くのにボディスーツに身を固めスーツ着こなしヒールを履いてつけまつげやウィッグまで装着していた一昔前のワタシ。
何もしないで自然体でいる人に対して厳しい目を向けていた。
「あんなにダブダブしてみっともない、自己管理できてないよね、健康関連の仕事していて恥ずかしくないのかしら?キチンとしている人に迷惑だよね」ってね。
本当は窮屈で苦しくて面倒くさくてイヤでイヤで仕方なかったのに。
そう思わないとそこに居続けることはできなかった。
同調圧力は自らの集団を守るために生まれたものかもしれないが、それを保ち続けるには個々の感性を閉じ込める方向に向かう。
仕事の中で筋膜が矯正下着のようになっているからだに出逢うことがある。
リラックスしたくてもできない、矯正下着で矯正しているのが当たり前になってしまってゆるみ方がわからなくなってしまったカラダ。
そこに触れているといろいろな状況が手を通じて流れてくる。
みんなみんながんばっているよね、でもそのがんばりは誰のため?からだはギリギリまで付き合ってくれるけどいつかは否応なくリラックスせざるを得ない状況を作り出す。
一個人だったら病気や事故という形で、集団だったらどうなるの?
疲れがとれない、からだが凝る、寝つきが悪い、気持ちが落ちる、人を批判したくなる、等の自覚症状あったら、口もカラダも知らず知らず矯正下着でガチガチに固められているかもしれないよ。
上の口は塞がなきゃいけない今のご時世に下の口を解放(開放快方?)したらよけい息苦しさ感じちゃってかえって辛くなるかも、、、と駒fun普及のモチベーション下がり気味だったけれど、ゆるみ方を忘れてしまったようなカラダに遭う度に駒funを試してもらいたいな、と心から願うよ。
戻れなくなる前に。自らの感性を見失ってしまう前に。
写真は駒fun製作者の光由季さんによる松ふんどし。10月10日に行われる松フェス用に作ってくれました
渋くてステキ