去年のイベントの宣伝に、とシリーズで書いた【駒funストーリー】をブログにして再掲します。
読み返してみたけど想いは全く変わらない。
今は大きなイベントとかはできないけれど、つながる人とはつながれる、わかる人には伝わっていく、そんな感じがしています。
ふんどしが新しい時代の生き方の象徴になるに違いない!
ふんどしが新しい時代の生き方の象徴になるに違いない!
という感覚が降りて(湧いて?)きたのは4年前。
一人のお客さんの、下着をふんどしにかえたら調子がよくなった、の話にからだを扱う整体師として純粋に興味を持ったのがきっかけだった。
自分ではいてみた時の感覚は感動だった。
それをひと言であらわすならば
「わたしは今ここにいる!!」
自分のからだに意識が向くというか、からだの内側から外側を感じる意識になったというか、言葉にしがたい意識や感覚の変化があったのだ。
その夜はぐっすり眠れて次の日の朝の目覚めも最高だった。
「たかがふんどしでこれは何?何が起こったのだろう?知りたい!」
そこから駒funストーリーは始まったのです。
・・・・・昨年2月10日に伊那谷スタイル駒fun感謝祭が開催されました。
こんなにいいものを自分一人で満足していたらもったいない
どんなことでも興味関心が湧くのは「感じる」ことから始まる。その後になぜそうなのだろう?という「問い」が生まれ、その後に「調べて」みて「確信」したら「伝えたい」という気持ちが湧いてくる。
こんなにいいものを自分一人で満足していたらもったいないと思うからだ。
かなやま施術院でお客様に提供している足湯に出逢った時も全く同じだった。
初めての足湯体験は衝撃的だった。
足をお湯に浸けてしばらくして、からだの内側が動き出すのを感じた、と同時にこんなにも自分のからだが冷えきっていていたんだ!と驚きあきれた。こんなにも冷えて固くなって流れていないことに気がつかなかったなんて!どれだけ鈍くなっていたんだろう、、、自分自身に愕然とした。からだの声に耳を傾けるきっかけになる衝撃的体験だった。
冷えていることに気がつけば温めようと行動に移すことができる。足湯に出逢って冷えたからだに気がつけたことで生活の中で「温める」ことに意識を向けられるようになった。
そうしたら子供のころからあれほど悩んだ腰痛(20代でヘルニアの手術までした)が嘘のようになくなってしまい、一生治ることはないと覚悟した腎臓疾患も消えてしまった。
冷え取り健康法の効果は絶大だった。
とりつかれたように冷え取り関連の本を読み漁った。
いつしか自分と同じで「冷え」に気がつくことなく不調に悩んでいる人に伝えたい、と思うようになり、足湯の体験を提供してくれた整体の先生について回り、同じ仕事をするようになった。
腰痛持ちで腎臓も病んでしまいちょっと無理するとすぐに寝込んでしまう、一生まともに働くことなんて無理だとあきらめていたのに、
施術してもらう側から施術する側になり毎日やりがいと生きがいを感じながら仕事を続けてきた。
自分のからだに気づくきっかけになる足湯の体験機会を増やすためにボランティア活動にも精を出した。
しかしそんな充実した日々の中でもある「問い」がついて回っていた。
自分が冷え取りを伝えられる人は限られている、もっとたくさんの人にからだの冷えに意識を向けてもらうためにはどうしたらいいのだろう?
「冷えは万病の元」だが、そもそも何で冷えてしまうのか、万病の元である冷えの原因はどこにあるのだろう?
そんな時に、道沿いのかなやま施術院の看板をみた、と言って来てくれた一人のお客様がふんどしの体験を私に語ってくれたのだった。
腰痛で2回ほど来院、その半年後に来た時のからだが以前と違って柔らかく弾力あるように感じたので、
「何かからだにいいことしているんですか?」
と聞いたら
地域のお祭りでふんどし姿になって気持ちいいのでずっと使っていたらからだの調子が俄然よくなった、というのだ。
、、、つづく
写真はふんどしの効果について確信をもたらしてくれた本。