子供の頃化粧する人が嫌だった。
やわらかな笑顔で心が安らいだのに化粧したその人は別人になってしまい悲しくなった。
子供の頃化粧している母をみるのが嫌だった。
この人は自分を覆い隠してこれからどこへ行くんだろうと怖くなった。
「わたし化粧した人は嫌いだから自分は絶対しないと思う」と言ったら
「今はそう言っていてもあけみちゃんも年頃になったらお化粧したくなるものよ」と返したおばさん。
言葉と共に嫌な何かが伝染してきて
こんな人と一緒にいたら危ないと思った。
大人の世界は本当に不気味で気持ち悪かった。
「人前に出て仕事するからにはちゃんと化粧しないといけないよね」
何年か後で年頃になってそうつぶやいた時
自分はもうとっくの昔に嫌な何かに感染していたんだなと分かってがっかりした。
目に見えないウィルスだらけのこの世界の中ではどのみち無防備なままではいられないのだ。
化粧というものはこれ以上感染させられないための予防対策=防御マスクなのかもしれなかったのだ。
ここ最近汚染は更に進んでしまったようで
今では化粧なんて必要なかった子供やお年寄りまで防御マスクなしでは外を歩けなくなってしまっている。
コ○ナ脳症の蔓延が収まらず今年も夏がやってきた。
下の口を晒していると変質者として警察に通報されるのは昔も今も変わらないが
上の口を晒していると感染者として危険視されるのが今日この頃。
上の口は塞いでいるのに下の口を風通しよくしようという、頭隠して尻隠さず的なアンバランスな感覚が気持ち悪くて
ずっと駒FUN勧める気持ちになれなくて悶々としていた。
もともとからだ感覚への気づきを促すためのものだったから(要は楽で気持ちいい~という自分の感性を大切にしようということ)
今の世の中の状態でそこへの感度が上がってしまったら逆に辛いじゃない?
とはいえ2年目の夏になってそうも言ってはいられない。
温暖化で温度と湿度が上がり続け
最近は風通しが悪いと生物がたちまちカビたり腐ったりしてしまう。
上の口が無理ならせめて下の口の風通しをよくすることで腐敗を予防したい。
汚染まみれな上に高温多湿状態の中
生身なからだが発酵に向かうか腐敗に向かうかは
駒FUNにかかっているのかも!!
、、ということで以上駒ヶ根ふんどし駒FUNの宣伝でした。
この世界の不気味さと窮屈さを
パンツのムレムレな気持ち悪さと締め付け感と同様に感じてしまうワタシはやはり変態。
※写真はあじさい寺として有名な深妙寺にいた石カエル
お水をかけてあげました