車窓から中央アルプスをながめている。
雲に覆われているけど時々チラチラ高い山の頂が見える(写真拡大すると見えるよ)
地形を知らない人からしたら雲の後ろに高く険しくも美しい別世界が存在することなど全く思いもよらないことだろう。
存在することを知っているからこそ見つけられる、見いだせるのだ。
もし生まれた時から雲に覆われている状態がずっと続いていたら
あの雲の後ろには素晴らしく美しい山脈があるんだよ、と誰かが言ってもきっと半信半疑だろう。
でも雲はいつか晴れていやがおうにもあるべきものが存在をあらわすのだ。それが自然の摂理。
心象風景とはこういう意味なのかしら。