エニアグラムは面白い
仕事柄嫁姑の関係をはじめとした家族への愚痴や職場での人間関係への愚痴を聞くことが多い。真面目な人が多いから「こんな事話したらいけないと思うんですけど、、、」で始まるから
「愚痴は言わばオナラみたいなもんだから出せるところで出したらいいよ~」と安心してもらう。我慢しているとからだが緩まないからね。
日頃の発言や人への対応の仕方を聞くとだいたいのタイプが推察できるから、興味ありそうな人にはそのタイプの特徴と対応の仕方を「エニアグラムっていう気質分類があってね~、、、」から始めて話して参考にしてもらっている。
エニアグラムについては
人材育成や組織論の学びとしても注目されている
エニアグラム、一般的には性格論、人格論と表現されるが、自分的には気質論と表現したい。
性格は後天的に獲得するニュアンスがあるが、気質は持って生まれたもの、それぞれの持つエネルギーの違い=気の質の違い。エニアタイプは先天的、生まれた時から決まっているものだからだ。
何人か子供がいる母親なら子供が赤ちゃんの頃からそれぞれ全く違う性質を持っていることは自明だろう。
ちなみに金山家では
長女はのんびりマイペース
長男は繊細で内向的
次男は明るく剽軽
エニアタイプはそれぞれ9w1、6w5、7w6
ワタシは4w5でダンナは1w9
こうしてあらためてみると2、3、8のエネルギーが身近にいない!!
ワタシの人生の課題として2、3、8のエネルギーに対する受容があることはここ数年の学びの中で明らかになってきた。このエネルギーが来るとからだに自動反応が起こるからだ。(蛇ににらまれた蛙という言葉がぴったり)
この反応が起こる理由の1つは2、3、8的要素を後天的に獲得することが学ぶことや成長することだ、と勘違いしてしまったことにある。その過程で相当に無力感に苛まれたし、そこからもずっと遊離していた。
スピリチュアル的解釈としては前世にこれらのタイプと人間関係のもつれがあったのかもしれない、前世の因縁?(こちらは当然ながら自覚がない、あくまで推察)
こうしてみると家族はワタシの人生課題を応援すべく配置されているとしか思えない。
タイプ1のダンナのお陰で金山家は家族として成り立っているし、タイプ9の長女のお陰で家庭内の不穏な空気は調整されるし、タイプ6や7の息子達はバランスよく社会に適応できるので安心。
ワタシがここまで生き延びられるのに絶妙な配置ではないか!ありがたい!
整体の仕事の中でもエニアグラムは役立つ。
エニアタイプのエネルギーはからだに表現されるものでもあるからだ。
からだの不調の原因はエネルギー=気の不調。
エニアグラムから自身の不調の原因を探究したりケアの仕方を模索したりしたら面白いと思う。
病気の原因を知ること=自分本来の気質を知ること、本来の気質の表現が阻害されることが病気の原因。
「私たちの魂と人格とが調和している限りすべてが喜びと平安であり幸福と健康であるということです。衝突が起きるのは、自分で世俗的な欲望にかられたり他人から説得されたりして、私たちの人格が魂が敷いた路線から迷い出たときです」
これはバッチフラワーレメディーの開発者エドワードバッチ博士の言葉。
魂が敷いた路線を見出だすのに(思い出すのに)エニアグラムは最適だと思う。
未来の医療現場ではカルテに患者のエニアタイプが記入されるかもしれないね。
整体師によるエニアからだ分類(からだから受ける印象、からだに出る症状など)
ウィングの違いも大きいのであくまで参考までに。
タイプ1左右のブレがない、筋張っている、固い
タイプ2ユルい、コシがない、ズレやすい、柔軟
タイプ3スタイルよく均整とれている、表面張力あり緩みにくい
タイプ4触られることに抵抗ある感じ、反応様々、個性的でくくれない、足元、下半身が弱い
タイプ5おでこ広い、腰、股関節が固い、動きが固い
タイプ6背骨歪みやすい、左右に揺れる、首、頭、肩が凝りやすい
タイプ7弾力性がある、エネルギッシュで疲れを自覚しにくい
タイプ8首、腰が太く固い、緩みにくい、内圧高い(弾力ある固さ)
タイプ9太くて丸い、張っていて中に固い芯がある
エニア別セルフケアの方法を施術の中で話すこともあります(施術中はカラダから受け取った感覚を言葉に変換しています)
からだはウソをつかない、探究しがいのある面白くもありがたい存在