国際内観会議1日目、石井光先生の講演で書き留めた言葉たち
朝9時から夜9時まで10名の講演と分科会で予定びっしりでした。
日本、ドイツ中国から約150名の参加、特に中国の内観に対する期待は自己修養、教育方面への期待はもとよりビジネス方面に応用できないか、という内観の普及をビジネスチャンスととらえる向きもあり、さすが中国!といった感がありました。
基調講演の青山学院大学名誉教授石井光先生の講演で書き留めた言葉です。
内観することで感情から離れて事実をみることができる。先入観で世界をみるのではなく事実を事実として見ることで先入観からの解放がおこる。
例えばお母さんが作った料理がおいしい、おいしくないかは自分の考え、お母さんが料理を作ってくれた、は事実。
多くの人が子供の頃の感情に囚われて解放されていない、それが悩み苦しみを生む。
事実をみることで過去の事実を受けいれられるようになり、過去から解放される。
親の教育、価値観からも解放される。
これは国や文化の違いに左右されない普遍的国際的なものである。
自分の人生を自分の責任で歩けるようになる。
たくさんの人は過去を変えようとしたり過去の他人を変えようとするが、受け入れないと人生は先に進まない。
過去や他人を変えようというムダなエネルギーを使わない。
そのまま受け入れるしかない、例えば ここにペンがある、という事実とお父さんはこんな人、という事実は同じ。お父さんが犬だとしたら、犬に向かって猫になれというようなもの、犬だとしたら犬と付き合うにはどうしたらいいか考えるのが内観。
自身の感情に振り回されない人生が送れるようになるのが内観。
何千年も前から自分を知ることが大切だと言いながら、誰もができる方法がなかった、内観はたった3つの質問で自分を知ることができる簡単な方法で人類の宝ともいうべきもの。
。。。。。他にもたくさん書ききれない。
「内観とは何か、に対する答えは、心理、教育、治療、自己啓発、等どの角度から見るかによって違う、まるで象を目が見えない人が触るようなもの」、という例えは内観というものの奥深さを表現していますが、わたしが2年半前に一週間の集中内観をした時にも同じように感じました。実際に体験してみないとわからない、体験してもそれで終わりではなくそこからが始まり、というものです。
からだへのアプローチも枝葉の技術よりも根本から変えていくものに意識が向くように、こころへのアプローチもより根本から変えていくものに意識が向きます。わたしのアンテナは根本、本質を捉える、価値ある本物が分かる、これがわたしの強みでもある!と自己受容と自己信頼が深まった1日でもありました。
✨✨✨内観スゴイ✨✨✨
内観は
わたしの大好きなヘルマン・ヘッセの言葉で、人生の指針ともなった
「すべての人間の生活は自己自身への道である」
という言葉そのもの。
本物はいつもシンプル。
シンプルだからこそ言語化が難しい。。。
内観に興味もった人はぜひググってみてください\(^o^)/
▲おもてなしが半端ない!ノートからお土産まで用意されて
自身の人生体験と
内観を200人の全社員に導入したいと考えた過程には涙
幸せを探して遥か遠くまでさまよったけれど、実は幸せは