新しい年だから初心に戻って仕事の中での「こだわり」について書いてみよう!
こだわりはワタシにとっては当たり前過ぎて今更?という感じなんだけど何度でも伝えたいことでもあるのよね。
【足湯について】
かなやま施術院ではお客様が来たらまず10分~20分足湯をする。
以前はクリーム色の四角いプラスチック容器(ダイコン漬物に使う)だったので、気安くなったお客様とは「ダイコンつけま~す、早く水気が抜けて細くなりますように~」なんて言いながらやっていた。我ながら的を得た表現だったかな?実際パンパン固かった足が足湯するとしんなり柔らかく細くなるから。
様々な健康知識はこちらがそのまま話しても伝わらないことが多い。
健康情報が溢れている中で、どれだけそれを自分のからだの状態や生活に紐付けられるか、行動に結びつけられるかが大事だ。
いかに相手にヒットする形で言葉を出せるか、いつもライブ感覚で楽しんでいるところがある(実は一期一会の真剣勝負でもある)
足湯の効能はなんといってもからだの巡りが良くなること。
からだの巡りとは中医学で表すならば「気血水」の巡り。
西洋医学のアプローチは主に血(液)。
水(体液リンパ液)の流れに対しては検査項目もないし淀んだら(浮腫んだら)利尿剤が出るくらい。
気(生体エネルギー)に対しては全く無力だ。
循環器系(血液循環)が滞ったら生死に直結するけど体液が滞りがちになっても直ぐには死なないから優先順位が違うのは無理もない。
しかし「気血水」の言葉に示されているように「血水」を循環させるエネルギーが「気(氣)」。
気は病院では面倒みてくれない。最後は本人の気力次第、という言葉からも分かるように意志や感情領域まで含む生体エネルギー、気を整えるのは病院ではなくお医者でもなく自分自身がやること。
目に見えないエネルギーである気、その中で一番身近で誰でも解りやすいのが熱(体温)だと考えている。
コロナのせいで熱があることが悪いことのようになっているが、熱はそもそも免疫活性の証、免疫力は37°台くらいが最も高い。
平熱36・5度から1度下がると免疫力は30%ダウン、逆に1度上がると免疫力は5、6倍になるという。
あまりに当たり前だと存在することすらを忘れてしまう、「空気のような存在」が体温だが、
高くなると分かりやすいアラームが鳴り、解熱剤など対処療法もたくさんあるのに比べ低くなることに無感覚、無頓着、無対処なことが多い。
冷えや低体温が原因で表れる症状は
だるい、むくむ、やる気や気力がでない、疲れやすい、眠れない、頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛み、便秘、花粉症やアアレルギー、、、、癌が35度台の低体温で発症増殖するというのはもはや常識だし、まさに「冷えは万病の元」だ。
不調だったら、からだが冷えているかもしれないからとりあえず温めよう、となるのだが、中には冷え過ぎて逆に冷え火照り状態になっている人もいたりして、そういう人は冷えの自覚がないので冷えているから温めて、を素直に聞けない場合もある。
そんな状態の人でも気持ちよく入れるのが足湯。
足を温かいお湯に入れて気持ち悪いと思う人はよほどのヘソ曲がりでなければ、まずいない。
以前特定のツボから生体電気の流れ具合を計測する機器を使って足湯前足湯後で調べたことがある。
足湯後はみな例外なくビックリするほど数値が変わる。
低い値は上がり高すぎる値は下がり、バランスが良くなり、エネルギー数値が上がらない人はいなかった。
目で見て分かる足湯効果は面白かったけど計測とグラフ化に時間かかりすぎて残念ながら今はやらなくなってしまったけど。
足湯効果として即体感できるのは、
足が軽くなった、痛みが和らいだ、
からだが柔らかくなった
からだが軽い
呼吸が深くなった、眠くなる、等々。
頭寒足熱が健康の元、とは昔からある言葉だが、昔の人はからだの巡りが良くなる方法を経験上から良く解っていたのだと思う。
からだを使うより頭を使う仕事の方が多くなった現代生活では氣が上(頭)に上がりやすいので油断すると「頭熱足寒」になりやすい。
頭寒足熱が健康の元だとしたら頭熱足寒は病気の元。女性の更年期の不定愁訴などはこの最たるものだ。
沸かしたお風呂はそのままだと上が熱く下が冷たいのでまずかき混ぜることで温度を上下均一にする、人間のからだも上下の温度差をかき混ぜて均一にすることで気血水が流れやすくなる。
施術前に足湯をすることで施術効果が格段に上がるので足湯は施術の一部でもある。
整体やマッサージで足湯をしっかりするところってあまりないから残念だ。
足湯をするとからだの血流が良くなるのは当たり前、そこから派生する目に見える効果として、女性ならば肌艶が良くなる、からだのラインがスッキリする、フェイスリフトアップする、等々、美容に絡めて話すことが多い。
いくつになっても見た目が若々しくありたいのが女性。
男女問わずからだに痛みがある人には痛みが和らぐ、「湯治」という言葉を再認識してもらうことで温まることの大切さを感じてもらう。
男性は「血流良くなると健康にいいですよ!」と言っても残念ながら反応薄い場合が多い。
「温まって血流良くなると冷えてこわばった部分は柔らかくなるけど男性は血流が良くなると逆にこわばって元気になるところがありますよね~(ニヤリ)」
と言うと目がキラリ!俄然聞く体勢になる。
いくつになってもアノ部分の血流を良くしていたいのが男性。。。
血流は性命力か面白いよね
足湯のこだわりを書こうとしたら大分下方向に脱線してしまった!
かなやまサロンの足湯は松葉オイル入りの入浴剤入りでリラックス効果、保温力抜群、更に足を骨から振動させて温める超音波気泡発生機能付きジェットバスです
足湯だけのメニューもありますのでぜひ気楽にお寄り下さいね~