人はストレスにさらされた時どんな対処をするか、
大まかに2つのタイプに分かれる(あくまで私見です)
周りにストレスを撒き散らすタイプ、例えば不機嫌さを全開にする、怒鳴る、皮肉を言う、意地悪をする、など。指摘されてもそのストレスを逆に相手に倍返し、多くは無意識、無自覚。
自分を振り返ることすらストレスになるタイプ。
周りに発散するためには圧力が必要になるので総じて高血圧、脳の血管が切れたり循環器系の病気になりやすい。
周りが自分に合わせることが当然と(無意識無自覚に)思っている。
もう一つは自分が我慢することでストレスを無くそう(無くならないのだが)とするタイプ、総じてストレスを感じたくないので心身の感度を下げる。
もちろん無意識、無自覚。
その結果として冷え性(冷えると感度が下がる反応が鈍くなる)、からだの凝り(固めることで心身を守る、呼吸が浅くなりやすい)、低血圧、むくみ(巡りを悪くすることで反応を鈍らす)、慢性疲労(ストレスに反応できない)状態を作る。
鬱や癌などの病は低体温低酸素状態で発症増殖すると言ったのは今は亡き免疫学者の安保徹先生だが総じてこのタイプに重なる。
自分が周りに合わせることが当然と(無意識無自覚に)思っている。
一見すると前者が傍若無人で迷惑な人、後者が自己犠牲的で健気な人、前者を何とかしないと!!と思えるが、よくよく観察すると両者は一方だけでは存在し得ない、表裏一体の存在である。
こんなことを言うとすごく誤解を招いたり、批判されそうで怖いけど、、、((( ;゚Д゚)))
我慢する人がいるからそれを代わりに発散せざるを得ない人が出てくる。。。
からだに触れているとつくづく感じることがある。
その人の感じたこと、特にマイナス感情のエネルギーはどんなになかったことにしようとしても無くなることはない、まずはからだに表現され、更には周囲に影響を与えてそれを解消させようとする。
偏ったエネルギーは不安定なので中和されて安定しようとする。
「イヤだ!」「やりたくない!」「ふざけるな!」「お前なんか嫌い!」などの不機嫌さマイナス感情を自分が感じることを許して言葉や態度で放出できたら、、、それは後者の人にとって死ぬほど怖いことなのだが、、、それがその人のからだを癒し、代わりに発散せざるを得ない人を減らすことができるかもしれないのだ。。
なぜそんなことが死ぬほど怖いのか、を文章にしたいけど長くなるのでまた次の機会に
間も無くバスが新宿に到着するってアナウンス、3時間があっという間だね。
かなやま施術院のお客様は後者が圧倒的に多い。
からだを温めて巡りをよくしてゆるめていく過程は、
あるがまま、わがままな自分を「ゆるし」ていく
過程でもあるのだ。
類は友を呼ぶ、出会う人はみなわがままなワタシにカエル旅をする仲間だと感じている。