ホ-ムペ-ジ作ってブログで情報発信を!と意気込んでいたのも束の間、最後の投稿から年をまたいでもう2月下旬になってしまいました。。。習慣化はなかなか難しいですね、日々お客様との会話の中で伝えたいことは直接話していて文字にするのを端折っている感じです。目を通して下さる方々に想いをはせながら、あせらず息長く続けていきますね。

2017年度は「学びたいことを学びたい人から学ぶ」と決めて様々な講座に参加しています。

1月から学んでいるのはカウンセリングについて。日本ココリスト協会代表理事で現役カウンセラーの川上律子さんから学んでいます。からだの不調は心の不調、心について専門家から直接学びたいと思っていて、FBでこの講座を知りました。参加を決めた理由はココリストの定義「心は心であって、エビデンスでも実証でも心理学でも方法論でもない。心理学をたくさん学んだから人の心を受け止められる人間になったかというと、残念ながらそうではない。心を心としてきちんと受け止める人のこと、そうあろうと努力している人のことを『心ist』(ココリスト)と呼ぶ」に、ああ、ホントにその通りだなあ~、ここが分かっている人から学ぶのは面白いかも!と感じたからです。

私は発達障害の一つである自閉症スペクトラム(AS,アスペルガー)当事者です(診断されたのは数年前ですが)。感覚過敏やコミュニケ-ション面で様々な困難があり、十代の頃からカウンセラーにお世話になる機会がありましたが、あまりいい記憶がありませんでした。「わかったふりをしている」「操作しようとしている」感じがすごく嫌でした。またそう感じてしまう自分が嫌でした。素直じゃないよな~って。

今回学ぶ中でなぜそう感じてしまったのかはっきりわかってスッキリしました。

カウンセラ-にとって一番大切なのはカウンセラー自身が『自己一致している』こと。

自己一致しているとは、思考、感情、態度に裏表がないこと、ずれがないこと、です。私は自己一致していないカウンセラーに敏感に反応していただけだったわけです。

よく自分を受け入れている分しか人のことも受け入れられない、といいますが、カウンセラーがクライアントに提供できるのは人間としての自分以外ない、ということ、カウンセラー自身に受け入れていない部分、未解決の部分があるとそれが自身の価値観(固定観念)となって相手に反応してしまうわけです。いかに固定観念なしで相手と向き合えるか、が大事なわけですが、これはたいへんむずかしいですね。人は自分にどんな固定観念があるかどうかさえ気付いてない場合が多いですから。固定観念に気付いてそれを手放していくことは、カウンセラーだけではなくすべての人に共通する学びなんだろうと思います。

では自分はどうなのか?お客様のからだに触れるセラピストとしての自己一致とは何なのか、日々自身に問い続けていこうと改めて思います。(ただいま足湯しながらパソコン操作、生活の中で無理なくからだを温める方法をお話しているからこれも自己一致と言えるかな(^^;)