久し振りの投稿です。気がつけば新緑まぶしい5月、以前からずっと参加したかった念願の学びの講座始まりました。岡部明美さんのLPL(Loving Presence Leadership)養成講座、11月までの7か月、東京にて学びます。第1講終えて思ったことは…「来年も再受講したい!」。それほど内容が広く深く高いのです。参加者はカウンセラー、セラピスト、ヒ-ラ-などの援助職の人、医療、福祉、教育関係者、経営者など。自身の天命、使命を生きることで「この時代を一歩前に進めたいと思っている志の高い人たち」が集まっています。学ぶ内容を私なりの言葉にするならば、樹木の地上部分を目にした時に目には見えない地下部分を観ることができる力を養う、とでも言ったらいいのでしょうか。仕事をしている中で生じてくる様々な「なんでだろう、どうしてだろう?」という問いの答えを自分の中に見い出して、それを人をサポ-トする力に変換することができるようになる学びです。どんなことを学ぶのか、興味ある人はネットで調べてみてくださいね。内容あまりに凄すぎて説明できません!
第1講の2日間で学んだことで一番衝撃的だったのが2日目最後にやった傾聴セッション。私はクライアント側で話を聞いてもらう側で、子供の頃にあったあるつらい体験を話したのですが、話しているうちにどんどん体がこわばって呼吸が浅くなり、手足がしびれたようになり、体が冷えてきてしまいました。ストレスが体を冷やす、と言いますが、まさに、あの当時この状態になっていて、こうやって体を冷やすことで感情をマヒさせて、こころの痛みを感じさせないように自らしていたことに気が付きました。
仕事の中で、体の不調の原因は冷えからくる、だから温めましょう、と言い続けてきました。冷えている人みると言わずにおれないのです。それを言わしめていた奥深くにいる自分に出会った感じがしました。
体を冷やすことで痛みからこころとからだを守ろうとしていた、あの時のけなげな自分、そうすることで守られたいのち、いのちの不思議さを感じた瞬間でもありました。
冷えは万病のもと、良くない状態、悪いもの、なくさなければならないもの、ととらえていましたが、その人にとって必要だから冷えているんだ、と自分を通して感じられたことで、体が冷えて凝り固まっている人のこころの奥にある痛み、切なさを思いやることができました。いかに傲慢な態度で冷えているお客様に接していたか、、、恥かしい(/ω\)。体の痛みの原因はこころの痛み、こころの痛みを感じて寄り添って癒していける施術者になりたい、と心から思えました。
痛みがあるからこそ気付けることがある、冷えがあるからこそ温かさが身にしみる、、、気付きとは、傷に新たな意味を見いだすこと、新たな意味がうまれること、傷生(きずき)(なんちゃって、、、ちょっと苦しいなあ(^^;))
来月はどんな学びと気付きがあるか、今から楽しみです。