アスペを生かすも殺すも環境次第

 

車の自動運転化に伴い自動車教習所も業態変更を余儀なくされていますね。歳をとって車の免許証を返納しないと、なんて悩まなくてもいい時代がすぐそこまで来ています。わたしが高齢になるころは運転免許証ない時代になっているかな。

今回は車に例えてアスペの特性を考えてみた、なぜなら車(バス)に乗っているから😁
アスペの思考やイメージは環境にすごく影響をうける。何かの刺激が入ってくると脳が勝手に作動してしまい、自分では制御できなくて収拾がつかなくなる。
自分の不具合さと不具合な車のイメージが脳内で交錯してスパークしはじめてる。

話言葉はそのスピードについていける感じだけど文章化してさらにそれを入力するという二段階を経ていると、イメージはどんどん通りすぎて行ってしまう。言語化が苦手なのは言葉がイメージに追い付かないからだ。こんなところもバランス悪いよなあって思う。だからライブの方がいいんだな。言葉は固定化したとたん、いまここで感じている世界と切り離されてしまう。

無口な子供が何も考えたり感じてないだなんて思ったら大間違いだ。きっと感受性の豊かさとイメージの膨大さに言葉が追い付かないのだ。。。

、、、こんな車あったなら、、、、、ちょっと怖いよね😱😱😱😱

・燃料タンクの容量が状況によって変化する

一人でいられる時は容量が大きくなり、かなりの量のガソリン入れられる。周りの人数が増えるほど容量が小さくなり、しかも燃費が悪くなるのでちょくちょく補充しないと動けなくなくなってしまう。集団から離れて一人になりたがるのはエネルギーチャージをするためなので、無理矢理集団の中に入れようとするのは厳禁です。
だから集団での行動が苦手。コミュニケーションが苦手というのもありますが、エネルギー的に持たなくなるのも原因の一つです。2月の
ネパールへの旅は、何がつらかったっていえば、一人の時間が殆どなかったこと!途中からこれはヤバいと思って意識して一人になろうとしたけどなにせ相部屋の集団行動、最後の2日くらいは味覚も感じない状態になりシャットダウン寸前だった😵💧一緒に行った方々に迷惑かけなくて本当に良かったよ。

・アクセルがいつ入るか予測不能

わたしはASD(自閉症スペクトラム障害、通称アスペ)ですが、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の特性も少し合わせ持っている。
よく行動的ですごいね、と言われるが、それは計画的に行動しているのではなく衝動的に行動している結果だ。
興味が湧くといてもたってもいられず、計画性もなく動いてしまう。
長いスパンの視点でみたら行き当たりバッタリが行き当たりバッチリだった、となるが(人生に起こることで間違いはない!)それが周囲を戸惑わせることにもつながる。

殆どの人は計画してから行動する。意味や意図があるから行動できるのだ。それは言葉に裏の意味があるのと同じ感じだ。わたしの特性の一つに、「皮肉や冗談がわからない」、があり言葉をそのまま受け止めてしまうのだけれど、行動に対しても同じ感覚がある。

行動力のもとは、興味あるから、ピンときたから、面白そうだから。意味や意図が先にあるわけではない。それは後でわかってくる感覚だ。
この瞬発力のよさは感覚過敏の特性からも来ている気がする。ピンときたらパッと動ける、いい方に出ると行動力あってすごい!となり、悪い方に出ると計画性がない、何も考えてない!と言われてしまう。
だからいつも一人で行動しちゃうんだよな、決して人嫌いじゃあないんだよ。

・ハンドルが錆びついていて固くてカーブを曲がれない、無理して曲がってももとに戻すの大変

記憶の上書き保存が苦手(いったん決めたことを変更した場合、前の予定の記憶が消えないので混乱する)、という特性と臨機応変な対応が苦手という特性があるので、様々な場面で方向転換が苦手です。こうと決めたら一直線、という特性もあって、頑固で意固地だ、と誤解されやすい部分でもありますね。

(自分で書いていて、なんて扱いにくい車なんだ!とだんだん苦しくなってきたよ、、、、😱😱😱
やはり動いているバスの中では無理がある。文章もまとまらないし。

、、、、気を取り直して、、)、

教習所の車のように緊急時には助手席の人が操作できる機能がついていないと危ない車、という感じですね。発達特性ある人には援助者や通訳が必要というのはこんなイメージだな。

また癖が強すぎて乗りこなすのに時間がかかる、ちょっと扱いを間違えるとすぐに不調になったり故障したりする、生産台数が少ないから扱い方を知っている人が少ない、というかそもそもそんな車を知っている人が少ない。だからその価値を伝ようとしても伝わらない、、、。

う、うーん、アスペは通好みということか😅😅
通が集まるマーケットでは高く売れるかもしれない!

、、、つづく

※面倒くさいわたしとおつきあいして下さるすべての方へ、、、ありがとうを送ります!