不調は『冷え』と『水不足』を改善すれば良くなる、とずーっと言い続けています。

温めることが大事、水を飲むことが大事、とどれだけ言ってもそれを感知するセンサーが既に『冷え』と『水不足』によって働いていないので、改善するためにはかなり意識的になって続けていく必要があります。

サプリメントの摂取等、からだにいいと言われることやっているのにすっきりしない、という場合は温度と水という土台の部分が整っていない場合がほとんど。

人間のからだは一つ一つの細胞の化学反応によってエネルギーが生み出されていて、必要な温度や水分がないと反応が鈍くなってしまうのです。
ここの土台が整ってはじめてサプリメントも有効になります。
慢性の頭痛や肩凝り、むくみ等が水を意識的に飲むようになったら治ってしまった、という人を何人もみてきました。

からだは見た目は固体ですがで流体(流れるもの、気、血、水など)でもあるのでまずは流れがいい状態にすることが大切で、誰でも直ぐにその場で(特別な場所へ行かなくても)できることが水を飲むことと温めること。

かなやま施術院では施術の前に20分足湯して水をしっかり飲みます。

よく前日のカレーを美味しくするにはどうしたらいいか?
という譬え話をします。

弱火で温めながら少しづつ水を足してゆっくり全体をかき混ぜる。。。ガチガチだったものがトロトロになって美味しくなることは、主婦じゃなくても分かるし、誰でも知らず知らずやっていることです。

水を飲みすぎるのは水毒がたまるから注意、という本や記事も見かけますが、それは腎臓が弱っている場合です。必要ない水分を排泄する力が弱まっていると水毒になります。腎臓は冷えに弱い臓器なので、からだを温めて水をしっかり飲むことが大事、温度と水の環境は同時に整えないといけないのです。

土台が整うとセンサーが正常に働くようになってきます。生き物の知恵、直感が冴えてきます。何を食べたらいいか、どうからだを動かしたらいいか、頭ではなくからだの感覚で選べるようになってきます。

重要度から並べると

呼吸(酸素)>水>温度>食べ物(栄養)>運動

呼吸に意識を向けること
しっかり水分とる
冷えに気をつけること

重要度が高いのに疎かにされているなあ、と感じます。

誰でも直ぐにタダでできることは金にならないからなんでしょうか。。。経済優先の社会システムの歪みはこんなところでも感じてしまいます。

私が医者だったらみんな真剣に聞いてくれるんだろうか、と施術院はじめた十数年前は思い悩みました。←アスペらしい極端思考(笑)

それでもこういう記事を目にすることが増えてきたので嬉しいですね。

▶水を飲んだら知的作業が約15%早くなった実験

 

冬期の不調は水をしっかり飲むことで改善するので、ぜひぜひ意識的に水を飲んで下さい。

それにしても生命活動にとって欠かすことのできない空気と水の質のいい場所で生活できる幸せを感じます。

山に囲まれ(森の呼吸は人間に必要な酸素を供給してくれる)、天然の薬品処理されていない新鮮な水が至るところで飲めるここ伊那谷の環境は、健康的な生活、まさに「いのちがよろこぶ」生活環境が整った場所だと思います。

あ、最後は【伊那谷スタイルLOVE】になっちゃいましたね😅😅