駒ヶ根に移住した27年前から、思い入れの深い馬見塚公園
美しい駒ヶ根の風景、写メではその何分の1しか伝わらないのがもどかしい。
美しさはやはり五感で感じるものだと思う。
平成4年、駒ヶ根に移住した27年前も同じように美しかった。
特に思い入れの深いのは馬見塚公園、来た当初、まるで絵ハガキの世界に来たよう!と感動して夢中で写真を撮っていたことを懐かしく思い出す。
子供が生まれてからは花見も兼ねてカモに餌やりに行くのが楽しみだった。
春夏秋冬、中央アルプスを背景に四季折々の美しさを堪能させてもらえる場所でもあった。
人気(ひとけ)が少ないところもお気に入りの理由の一つに入るかな。
伊那谷には静かに自然と対話できる場所がたくさんある。そんな場所をずっと維持して守り続けて来た当地の先人に感謝の念が湧いてきます。
名もない無数の人々の美意識が今も至るところで息づいているのを感じます。
土手に花咲く水仙の群生もこの時期のお楽しみの一つ、この時期至るところで目に入ってきます。
土手に水仙を植え付けた人力と自然の力が合わさって水仙の絨緞が広がっていて壮観✨
ちなみに水仙植えておくともぐら避けになるそうです。土手をもぐらが荒らさないようにという智恵だったんですね。
本来ならば東京で仕事していたはずの1日。
外出自粛のおかげでゆっくり地元の花見ができて、志同じくする人と時間を気にせず心置きなくおしゃべりし、伊那谷スタイルという言葉の意味も再確認できた心豊かな1日でした。これもコロナ自粛のおかげですね。
自然の中で暮らしていると人間特有の「怖れ」に対しても距離を置ける気がしています。
「答えはすべて自然の中にある」
その言葉に確信を持てるのも、この地にいるからこそと思います。
さくら咲き
かえるが啼いて
コロナ熄(や)む
田んぼに水が引かれ田植えが終わる頃にコロナ終息することを祈ります。