自粛日は好天なり、今日はダンナとお決まりの光前寺へのお散歩です。家から往復で約一時間半の道のり。

行きは駒ヶ岳に向かって緩い登り坂、春の青空を仰ぎなから歩きます。

今年は例年に比べて雪が極端に少なかったので、駒ヶ岳には5月の田植え時期に現れる島田娘の雪型がすでに出てきています。

伊那谷では田植えの時期を駒ヶ岳の雪型を見ながら決めるのが昔からの習わし、自然観賞と実生活が今でも密接に繋がっています。

それは地元の人にとっては当たり前のことなのでしょうが、他所から、特に人工物に囲まれた都会から来た者にとっては「失われてしまった、忘れてしまった感覚」を呼び覚ましてくれる生活の智恵ですね。
そしてそれこそが価値、「伊那谷スタイル」そのものです。、、、とはいえ近年の気候変化で昔ながらの習慣も変わっていくのでしょうか。

視界いっぱいの青空を眺めながら、様々な鳥の鳴き声、囀り声を聴きながら、土の匂いを胸一杯に吸い込むと、腹の底からソワソワワクワク感?が上がってきます。
土の中で冬眠していた植物や虫たちも目覚めて動き出しているようです。道理で鳥たちの声が嬉しそうに聞こえるわけだ🐦

今年初のモンシロチョウにも出逢えました。
サルの家族にも遭遇!

今夜から始まるはずだった光前寺の枝垂れ桜のライトアップは中止との看板、ここにも自粛が、、残念😭😭

駒ヶ根は天竜川沿いから駒ヶ根高原まで標高差があり、桜の開花は下から上にだんだんに移っていくので長く楽しめます。光前寺の枝垂れ桜は三分咲きくらい、来週末くらいに満開でしょうか。
満開時にもう一度来れるかな、今年はコロナ自粛のおかげでゆっくり花見ができて心豊かに過ごしております。

▲年毎に増えていく水仙の絨緞、後ろの南アルプスは霞んでます、それにしても千丈岳の雪が少ない、水不足にならないといいですね。

▲八重桜と南アルプス

▲霊犬早太郎のお墓にも色とりどりの花が供えられていまし🌸

▲お決まりの、水仙と駒ヶ根