駒ヶ根は日中は汗ばむ時もあるものの朝晩めっきり涼しくなりました。
今年の8月の暑さはクーラー無しでは仕事できる状態ではなく、例年以上に冷房にさらされた夏でした。
そのせいもあったのでしょう、薄着で夜の冷気に当たっていて「寒いな~からだが冷えたな~」と感じた時には既に遅かった。。。
翌日朝から布団から起き上がれないほどの右座骨神経痛が発動してしまいました。
ちょっと動くと激痛が走るので寝返りをうつにも恐る恐る、まずは四つん這いになってからからだを起こして立つまでになんと30分以上!
神経を刺激しないように慎重にからだの動き一つ一つに全意識を集中していたら、これこそからだに意識を向けるマインドフルネスそのものだよなあ、と笑えました。痛みのマインドフルネス!
あまりやりたくないマインドフルネス!
数年前に右肩の神経痛を病んだ時も同じくらいヤバイ痛みでしたが、今回の座骨神経痛は起き上がれないし歩けなくなるので大変でした。
その前は10年前の左側座骨神経痛、この時は20代に受けた腰のヘルニア手術の古傷まで痛み出して夜も眠れず鎮痛剤のお世話にもなりました。
自身の痛みの歴史を数え上げたらきりないですが、発動のきっかけはいつも「冷え」。
コップに水が溜まるように今年の猛暑の中で少しずつからだに冷えがたまっていて一晩冷気に当たって溢れてしまった感じですね。
「冷えに気をつけて~」と常々お客様に言っていたのは実は自分へ言い聞かせていたのですね😅
転んでも只では起きず。
今回は痛みを敵視することなく鎮痛剤を使わないで対処することにチャレンジしました。
サロンで扱っている入浴剤を惜しみなく入れてゆっくり汗ばむまでお風呂に浸かり(松の葉の精油には痛みを和らげる効果あり)
、ナカメ式足指バンドで大分動けるように。
そして今回の決め手は下呂膏でした。
一晩で驚くほど痛みが楽になり、普通に動けるように✨✨
昔々やはり冷え症で腰痛持ちだった母がよく使っていたもの。貼るのを手伝ってあげていたのを思い出しました。ほろ苦い思い出です。近くのドラッグストアにあって数十年の時を経てまた手に取ることになりました。
昔は黒い膏薬が肌に残ってなかなか取れず苦労していたけれど今は白い下呂膏になっていて貼りあとも残らず使い勝手も格段に良くなっていました。下呂膏という商品名も白光という名前に変わっていて、、そこはちょっと寂しい感じだったな。
夏の冷房の害が出てくる時期です。
ゆっくりお風呂に浸かりからだを温めてお過ごし下さいね♨
施術予約して頂いていたお客様、キャンセルで大変申し訳ありませんでした。
痛みの発生と回復過程の経験を施術に生かして行きたいと思います。
痛みは過ぎるとついつい忘れてしまうもの。時々こういう経験するのも施術者として必要ですね、痛みを持つ人にこころから寄り添える感じがします。